【ふれあい動物電気】森戸宏明の「立ち喰い蕎麦探訪記」第26回 ー都会の中にいきなり山形!これを食べて泣いたら山形県民確定!ー
今日は、森戸です。
暖かくなってきましたね。
これが載る頃には東京の桜も散ってるのかな?
本当はもっと暖かく、って言うか
暑くなってきたら、より美味しく頂ける
今回はそんな蕎麦をご紹介します。
場所は千代田区神田錦町。
まあオフィス街ですね。
お堅い感じの看板がかかるビルの一階にあるのがこちら
「河北や」さんです。
山形県の中央部にある「河北町」出身の人がやってるのかな?分からないけど。
店内に入りまして
食券レイアウトがこちら
外の暖簾にもありましたが肉そば推しですね。
特に左上の「冷たい肉そば」!
山形県はもちろん東北ではありますが
フェーン現象で夏にすごく暑くなるんです。
かなり前ですが
観測史上最高気温は長いこと山形市だったくらいです。
なので山形には「冷やしラーメン」「冷やしシャンプー」等
何でも冷やす文化があるみたいです。
そして出てきたのがこちら
乗っているのは鶏肉で「親鶏」の肉だそうです。
なので決して柔らかくはないのですが
噛めば噛むほど肉の旨味が出てきます。
写真では分かりにくいですが
鶏の脂も浮いてます。
この脂が何故か白く固まらずサラサラしてて
汁にコクを与えています。
鶏肉を噛み、汁を一口飲んで
ちょっと太めの山形そばを啜れば
もう至福です。
実は私
だいぶ過去にこの「冷たい肉そば」食べてます。
母の実家が河北町のお隣、山形県寒河江市というところで
私が中学だか高校の頃、夏休みに遊びに行った時
おじさん(母の弟ですね、故人)がこの「冷たい肉そば」を出前でとってくれました。
「何だこれ!?美味い!こんなの東京に無い!」
と夢中で食べている私に
「うめぇ~んだ~」
と言った時のおじさんのちょっと誇らしげな顔を
「河北や」の片隅で思い出していました。
こうやってたまに思い出すのも
供養の一つですよね、きっと。
森戸宏明
もりとひろあき〇埼玉県出身、1973年生まれ。俳優。93年旗揚げより動物電気全作品に参加。的確なつっこみと多彩なキャラを演じるセンスは劇団の中枢ポジション。ブログの猫日記では意外な一面も。外部活動も意欲的に行う。
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