【ふれあい動物電気】森戸宏明の「立ち喰い蕎麦探訪記」第12回~悪徳と野心、頽廃と混沌とをコンクリートミキサーにかけてぶちまけた、ここは立川の南口~
明けましておめでとうございます
今年も宜しくお願いします。
さて、いきなり前回の「装甲騎兵ボトムズ」の予告編を引っ張ってしまいました。すみません。ちなみに今回のは第一話「終戦」の後に流れる「ウド」の次回予告に倣いました。
ということで、新年一回目は久しぶりに地元の立川です。
場所はJR立川駅の南口。
この立川の南口っていうのがねえ~。パチンコ屋だの場外馬券場だの風俗店だのがあって、子供の頃から治安がよろしくないイメージが私にはありますが、今回はこちら!
そんな南口へ出てすぐ、駅ビル「グランデュオ」の向かいにある立ち食い蕎麦店「なかや」さんです。
この「なかや」さん、だいぶ前からあったと思います。どれくらい前かはよくわかりませんが。
最近はたまに店の前を通っても営業してなかったりしたので、ちょっと心配してましたが、今日は暖簾が出ていたので迷わず入りました。
間口も狭いですが店内も狭いです。
4人入れば満員。「密を避ける」ということを考えると、定員は2人ですかね。
店の中には常連とおぼしき男性客と、奥に年配のご主人がいました。
以下、男性客とご主人の会話。
客・「店に立ってるの珍しいね。いつもお母さんがやってるじゃない」
ご主人・「いやー、肺炎やっちゃっててね」
客・「肺炎かあ、じゃあコロナ気を付けないとね。じゃあもうサウナも行ってないんだ」
ご主人・「いや、行ってるよ。地元の「お風呂の王様」」
サウナに入る気力というか、入れる体力があれば大丈夫でしょ
なんて思いながら壁のメニューを見ていると
ん?
どうやら「めかぶ」が推しの様子。
ならば、と早速注文しました。
めかぶとろろ蕎麦・420円です。
一口すすってみると、めかぶととろろの、想像通りと言いますか、何とも優しい味わいです。
これ夏に冷やしで食べたら、食欲がなくてもツルツルっといけそうです。
そして壁の「めかぶの効果」を読みながら食べていると、なんだか自分がだんだん健康になっていく気さえしてきます。
いいんです。大事です、自己暗示。
ギャンブルの街にあって心も体も癒される一杯でした。近くにお立ち寄りの際は是非。
森戸宏明
もりとひろあき〇埼玉県出身、1973年生まれ。俳優。93年旗揚げより動物電気全作品に参加。的確なつっこみと多彩なキャラを演じるセンスは劇団の中枢ポジション。ブログの猫日記では意外な一面も。外部活動も意欲的に行う。
☆動物電気のリモートお芝居
『さわるな!キケン!演劇部 3』
動物電気にしか出来ないリモート芝居の進化系!
2020年9月20日(日)18時より配信
こちらからご覧ください
https://youtu.be/GZE7hnNnV08
当日見逃した!もう一度観たい!
アーカイブからご覧いただけます。
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