【ふれあい動物電気】新連載 髙橋和美「岡山のドジ」第9回「家族」
みなさんこんにちは、お元気ですか?
6月には2年ぶりの動物電気本公演が無事に幕を開け、そして閉じました。
あぁ。
風とともに去りぬみたいな感じで、あっという間に始まって終わりましたね。
公演準備や稽古してる時は、全然あっという間じゃないんですけどね。
ご時世ということもあり、ね。
大変でしたよ。
でもこういう時、劇団ってすごいなぁ、家族みたいだなぁって思うんですよね。
喧嘩しながら支え合うっていうんですか?一生懸命すぎてでぶつかり合うというのでしょうか。それを乗り越えて大爆笑を産むのですから。そしてそれを28年間続けてるなんてね(次回は30周年!!)。
新人の私には想像もできないような信頼関係があるのでしょうね。あるんですよね?
そして私も少しはその絆の隙間に入り込むことができたのでしょうか。
あんなに可愛いニワトリを書いていただけるなんて思ってもみなかったものですから、ガタイの良いニワトリになってしまった。
前髪も自分で切ったのでぱっつんぱっつん。
全身タイツのチャックは前側で間違いなかったみたい。
いやしかし、衣装さん、美術さん、舞台監督さん、照明さん、音響さん、カメラマンさんのおかげですっごくいい写真になってる!!
ありがたいことでございます。
そして豚さん、牛さん、すごくいい顔しとる!
イキイキしとるなぁ。
表情アップにして見てくださいよ。
ね。
こんな風におじさんたちのキラキラキラキラした姿を見るだけで笑けてきますね。
私もついていきたい!
観に来てくれた先輩が、こんなの作ってくれました。これ、裏返すと鏡なの。素敵でしょ♡
よーし!
まだまだできることはあるぞ。
次回公演までに身体を鍛えたり、声を鍛えたり、人間性を磨いたりして動物電気にふさわしい女優になりたいと思います。
そして、家族も大切にしたい。
息子、中学3年、受験生!
母さんが舞台に立っていると恥ずかしいと言われました。
友達を誘って観においでよと言うと、絶対いやだと断られました。
よろしい。
順調に成長しております。
息子には、これまでたくさん私の我儘に付き合ってもらったので、これからはちゃんと向き合おうと思います。(いままではちゃんと向き合っていなかった。)
息子なしにお芝居も助産師もできないですから。
というわけで、今回の身体にいいことは、「家族」。いくら喧嘩してもお互いを思いやり、絶対に離れていかない。それがあるから安心して生きていける。
劇団も家族みたいに大切にしたいと思います。
最後になりましたが、ご時世の中、足を運んでくださったお客様方、配信を見てくださった方々、本当にありがとうございました。
これからも劇団動物電気をよろしくお願い致します。
それではまた!
髙橋和美でした。
【著者プロフィール】
高橋和美
たかはしかずみ○岡山県倉敷市出身○木野花ドラマスタジオ第8期生。今まで演じた役は、飛び蹴りするチンドン屋、人の顔を見て作詞作曲する路上弾き語り女など変な役が多い。特技はHIPHOPダンス、変顔、リコーダー、看護師・助産師免許、中型自動車・普通自動二輪免許、お産が好きです。するのも立ち会うのも。
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